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カエル研究家

オタマジャクシを育てて行くと、全く違った「カエル」という形になるのは面白い。しかし近所になかなかオタマジャクシがいない。
それではヒキガエルを庭に誘致して毎年産卵させられないか?と考えるようになった。
ちょうど家を1994年に建て替えることになり、ここがチャンスと
「ヒキガエルを自宅の庭で産卵させる計画」に着手したところ、1996年の春、産卵に成功した。
育てたオタマジャクシは子ガエルとなって家の周囲へと散ってゆく。
大小さまざまなヒキガエルになり、たまに庭で姿を見かけるとうれしくなってつい声をかけてしまう。こんな住宅街のど真ん中でも『カエル王国』は可能なのです。
生息環境は年々悪化の一途をたどるばかり。
庭のある家や空き地の減少、エサとなる虫の減少、カラスの増加による捕食被害・・・産卵数は激減し絶滅は避けられない状況です。
30年近く続けて来たオタマジャクシの飼育を健康上の理由から中止することにしました。
カエルに関しては「かえる友の会」「浅草かえるアート展」などカエルとのつながり大切にしていきたいと考えています。
ヒキガエル 産卵データ
庭で撮影したカエル
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ヒキガエル
シュレーゲルアオガエル
